2TV ヘッドライトステー


部品番号/2TV-23174-00
部品名称/ステー,ヘツドライト
販売価格/販売終了
製造元/不明

前回は亜鉛メッキのことを書きましたが、これを書かないとSDRのメッキフレーム2に話を進められないんで続きを書きますね。
今回はヘッドライトステーの話です。

SDR200のヘッドライトステーはスチール製の丸棒と鋼板を曲げて溶接して組み上げています。
そしてそれにクロームメッキを掛けた非常にSDRらしい部品です。

SRX250のものと非常に良く似ていて、というよりもフラッシャー(ターンシグナル・ウインカー)を取り付けるブラケット部分以外は同一ですので、もしSDRのフラッシャーを社外品などに換えたい場合にはSRX250のライトステーを使った方が何かと楽です。




写真部分もよく錆びてる箇所です。このステーはもう奇跡の1本です。

しかしこのライトステーが又、よく錆びて泣かされます。
私も20本ほども入手して、錆びてなかったのは1本だけ。
錆びてないのがあったら、それはもう奇跡の1本てことです。

何故こんなことになってしまうのか?
まずはクロームメッキについておさらいをして参りましょう。

クロームメッキと言うのは機能メッキであり装飾メッキです。
フロントフォークのインナーチューブに掛けられたクロームメッキは機能メッキ。
硬い皮膜が必要故に為されたメッキです。

機能メッキ故に、クロームメッキのスタンダードな掛け方をされていて
1 銅メッキを掛ける
2 ニッケルメッキを掛ける
3 クロームメッキを掛ける(2度掛けのダブルメッキが最上)
となっています。


それでは装飾メッキとしてのクロームメッキはと言うと。
1工程の銅メッキは省略です。
これはまだ良い方。
2のニッケルメッキも省略。
もう完全に見た目だけのメッキです。

クロームメッキって錆に強い印象がありますけど、そんなことありません。
電気メッキ故、通電の際のごくごく小さな穴が開きますから、そこから錆びます。
インナーチューブに点錆が発生するのはその為です。
手入れには昔も今も油分補給が必須です。


SDRのヘッドライトステーはどんなメッキでしょうか?

磨き込んでいっても黄色いメッキ地が出てきませんから、恐らくはクロームメッキの1度掛け。
単なる装飾メッキと言えます。

黄色いメッキ地と言いましたが、ニッケルメッキは黄色いのです。
新品の500円玉は黄色いでしょ?
あの色です。

以前、どこかのブログで読んだ記憶があるのですが、SDRフレームの錆を落として磨き込んでいくと黄色いメッキが出てくる。
その方は、その黄色いのがスズメッキと誤解されていました。

SDRフレームのメッキについては別稿に譲りますので、ここでは説明しませんが、違いますということです。


付き回りの悪い、手間の掛かる、面倒くさい、よって料金もお高いというメッキがクロームメッキですから、本来は容易に手を出してはいけないものなんだと思いますが、やってしまった。
これがヤマハの第一の失敗。

次の失敗が鋼板部です。

シートレールを見ると分かるんですけど、錆の発生する部位って限られているんですね。
まずは溶接部。
凄く錆びやすい。
次は丸パイプのシートレール本体。
一見荒れなく綺麗に見えても、塗装を剥ぐと一面綺麗に錆びてます。
位置的に水は掛かるわ泥は貯まるわ乾燥しにくいわで、これって設計ミスなんじゃないの?て部分です。

そして最も錆びにくいのが鋼板部です。

この鋼板は亜鉛メッキ鋼板です。
だから錆びにくい。
塗装なら良いのです。
しかしライトステーはクロームメッキ。

前回亜鉛メッキで説明した通り鉄より卑故に先に錆びて鉄部を守るのが亜鉛メッキですから、クロームメッキを通過して亜鉛メッキを錆びさせてしまったらどうなるか?

酸化被膜となった亜鉛メッキがクロームメッキ皮膜を破壊してしまう。
破壊されたクロームメッキは亜鉛メッキのような自己修復機能を持っていませんから剥がれるだけ。

もし、ニッケルメッキが間にあればもう少し違ったかも知れません。
亜鉛メッキやニッケルメッキが良く使われるのは、付き回りが良く、手間が掛からず、機能的で、結果安いから。

写真にある良品ステーであっても、プレート部分のメッキは掛かりが悪く艶が少ない状態。
複雑に入り組んだ部分なので付き回りの悪さを露呈しています。
ヤマハ第一の失敗がここで出ていて、要は品質管理がかなりずさんと言えちゃう訳です。

上写真/ステー部分にメッキの黒ずみがあります。錆でも汚れでもないようです。

参) ・亜鉛メッキ ・2TV フレーム ・2TV リヤアーム

で、どうする?
て話ですけど、まずはメッキ屋さんで剥離をお願いして亜鉛メッキまで綺麗さっぱりと落としてしまいます。

ここで一旦引き取り。
鏡面まで磨き上げたら又メッキ屋さんに持ち込んで銅メッキ、ニッケルメッキ、クロームメッキと掛けてもらう。

鏡面まで磨くのはとても大切なことです。

塗装なら足付けの為に敢えて荒らしたりしますけど、メッキですからそんなことはしない方が良い。
下地がそのままメッキの仕上がりに影響しますし、鉄であっても磨き込んでいると錆びにくくなりますね。

予算が無ければニッケルメッキ仕上げにしても良いかもね。

RZ250R最終モデル(3HM)フロントホイール

部品番号/3HM-25168-00-8L
部品名称/キヤストホイール,フロント
販売価格/販売終了
カラー/ネビュラゴールド

一時SDRフロントフォークがヤフオク上で高くてしょうがなかった時、高いなら要らん、俺は安い物を探すぞと早々に戦線離脱し、流用に走った訳ですがTZR125の33Φも安くなくて、だったらとノーマル準拠は捨て去ってとっとと強化方向へと歩を進めることとなる。

しかしながら自分の技量や使い道を考えた時、倒立サスなぞ無用の長物ですから、手頃なものを35Φ正立と設定。

そこで、良く売れた、つまり中古パーツが潤沢にある車種ならば市場価格は当然安めになる筈なので、TZR250(1KT)やFZR250(2KR)に目を付けた訳ですが、狙い通りまさしく安かった。


その安いフロントフォークを選んだ場合、ホイールは何を選ぶかということになるのだけれど、2KRのものは100円から入手できることが分かり早速入手。- 2TV フロントホイール

ほどなく、RZ250R最終型3HMのフロントホイールも入手。



今回の出品物です。汚れたままでごめんなさい。(クリックで拡大)

SDR200(2TV)と共通の17×2.15サイズで3本スポークのヤマービック。

※google検索すると親切に”ヤマヴィック”ではありませんか?と訂正されますが、ヤマハ+マーヴィックですからヤマーヴィック(ヤマービック)で正解です。
もしヤマヴィックが正解なら、ヤマハ+マヴィックと言うことになってしまいます。
マヴィックはフランスのチャリンコホイール屋さんなので、、、うん、まあ、そういうことです。

前後ホイールが揃わないのは、いざその時にブラとショーツが揃ってない以上に恥ずかしいのでヤマービックは絶対です。
そしてこのWディスク用ホイールは83mm取付ピッチキャリパーを使用する際には必須。

しかし勢い余って2つも入手してしまいましたが、いやいや2つは要らんでしょ?

ということで今回ヤフオク出品に至った訳ですが、ここに情報を纏めることとします。


使用されるブレーキローターは以下。
部品番号/2TK-25830-00
部品名称/デイスクブレーキアセンブリ
販売価格/販売終了


2TK(87FZR400R)
今見てもやっぱりかっこいいなコレ。

Boats.netで検索すると、1990年式FZR400と共通。
今度はヤマハ部品検索するとFZR400RR(3TJ)のブレーキローターは3HE-2581T-00。
この場合は駄目元で入手でしょうね。
※3HE/90FZR600

ダブルなので、恐らく厚みは4mmで使用限度3.5mmのディスクローターだと思うのですが、キャリパーはヤマンボなんですね。
俺の理論が崩れそうで怖いw
2TV ブレーキチューン2TV ブレーキチューン2

RZ250R(3HM)やFZR250(2KR)のフォークピッチは同じなので、どちらかの三つ又(ステアリングステム)を使用。
お好みでどうぞ。

合わせるフロントフォークは
シングルディスク用なら2KRでキャリパー取付ピッチは100mm。
選べるキャリパーは、TZR250(1KT)の同径4pot、SRX400の異径4pot、XJRのブレンボ、住友モノブロックなど。

ダブルディスク用では3HMで83mm。
こっちは250ccクラスのWディスク用キャリパーが大体そうだと思います。
※3HM以外のRZ-Rフォークでも可能ですがアクスルシャフトなどに少し工夫が必要です。
RZ250R(29L 1XG)フロントフォーク ステムセット

SDRのフロントフォークをちょっとだけ高剛性(33Φ->35Φ)にできて、タイヤサイズは変更しないので軽快感は損なわれず、制動力がアップできるという素敵(かな?)な流用部品です。


このホイール、RZ-Rに使用するのも勿論良いですし、TZR125やSRX250にも良いですね。
TZR250(1KT)のWディスク化というのも良いかも知れません。

太足ダッサ! という方には使い勝手の良いホイールです。

ところで、ヤマハのスケベイスカラーのゴールドはネビュラゴールドと言うんですね。

つかスペクトルマンのゴールドか。
遊んでるなあw